【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分
野】本発明は、クロロフェノール類含有水の新規な処理方法に関するものである。さら
に詳しくいえば、本発明は、クロロフェノール類含有水に、フェノール酸化酵素と生分
解性凝集剤とによる処理及び嫌気性
微生物処理を組み合わせて施すことにより、クロロフェノール類を効率よく、かつ少ない経費で無害化するクロロフェノール類含有水の実用的な処理方法に関するものである。
【従来の技術】
合成有機化学工場やパルプ工場などからでる排水には種々のクロロフェノール類が含ま
れており、そして、これらの排水の処理には、従来、吸着法、抽出法、イオン交換法、
酸化法、微生物処理法、凝集沈殿法などが検討されてきたが、効果及び経済性などの面
から、実用的には活性汚泥法及び凝集沈殿法のみが行われている。しかしながら、活性
汚泥法においては、クロロフェノール類は微生物分解性が低く、しかも毒性を有するの
で微生物活性が阻害されることから、十分に微生物分解されないという欠点があるし、
凝集沈殿法においては、クロロフェノール類のような低分子有機塩素化合物は凝集しに
くいため、除
去されずに環境中に放出されるという欠点がある。したがって、水中のクロロフェノール類を効率よく無害化するクロロフェノール類含有水の処理方法の開発が望まれている。
低分子有機塩
素化合物であるクロロフェノール類の効果的な処理方法として考えられるのは、フェノ
ール酸化酵素を利用する処理方法であり、これまでにも、フェノール酸化酵素とアミノ
基を有する凝集剤を併用して、フェノール類やアニリン類を凝集処理する方法が提案さ
れている(特公平6−102200号公報)。しかしながら、クロロフ
ェノール類の処理にこの方法を適用した場合、クロロフェノール類は分解せずに、酸化重合して凝集するため、その凝集物は有機塩素化合物を含有し、二次公害の原因になる。
【発明が解決し
ようとする課題】本発明は、このような事情のもとで、クロロフェノール
類含有水中のクロロフェノール類を効率よく、かつ少ない経費で無害化しうるクロロフェノール類含有水の実用的な処理方法を提供することを目的としてなされたものである。
【課題を解決す
るための手段】本発明者らは、クロロフェノール類含有水の実用的な処理方法を開発す
べく鋭意研究を重ねた結果、クロロフェノール類含有水を、生分解性凝集剤とフェノ
ール酸化酵素とを併用して処理することにより得られた凝集物が、嫌気性微生物処理により、容易に無害化することを見出し、この知見に基づいて本発明を完成するに至った。
すなわち、本
発明は、クロロフェノール類含有水を、キチン、キチン部分脱アセチル化物、キトサン
及びアルブミンカチオン変性物の中から選ばれた生分解性凝集剤とフェノール酸化酵素
とで処理してクロロフェ
ノール類を凝集させ、次いでこの凝集物を嫌気性微生物処理することにより分解し、無害化することを特徴とするクロロフェノール類含有水の処理方法を提供するものである。
【発明の実施の
形態】本発明方法が適用されるクロロフェノール類含有水としては、例えばクロロフェ
ノール、クロロメトキシフェノール、クロロクレゾール、クロロヒ
ドロキシフェノールなどのフェノール類のクロロ置換体を1種又は2種以上含有するものが挙げられる。この含有水中のクロロフェノール類の濃度については特に制限はない。
本発明方法に
おいて用いられるフェノール酸化酵素としては、例えばチロシナーゼ、ラッカーゼ、ペ
ルオキシダーゼ、ポリフェノールオキシダーゼなどが挙げられる。該チロシナーゼ及び
ラッカーゼなどは、酸素存在下(空気中でよい)でフェノール類を酸化する際の触媒と
なり、一方ペルオキシダーゼなどは過酸化水素存在下でフェノール類を酸化する際の触
媒となる。これらの酵素はその由来については特に制限はなく、動物、植物、微生物の
いずれに由来するものであってもよい。また、これらの酵素は市販の酵素製剤を用いて
もよいし、あるいは所望の酵素を含有する動物、植物、微生物の抽出物を用いてもよく
、例えば
チロシナーゼとしてマッシュルームなどを、ペルオキシダーゼとして西洋わさびなどを用いることもできる。また、所望ならば、2種以上の酵素を組み合わせて用いてもよい。
一方、本発明
で用いる生分解性凝集剤は、グリカン構造やペプチド構造など生分解しやすい化学構造
をもち、かつアミノ基を有する凝集剤であり、キチン
、キチンの部分脱アセチル化物、キトサン及びアルブミンカチオン変性物の中から選ばれる。これらの凝集剤は単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明においては、まず、前記フェノール酸化酵素及び上記の生分解性凝集剤を併用して、クロロフェノール類含有水を処理し、該クロロフェノール類を凝集させる。
この際、処理
条件としては、フェノール酸化酵素は1mg/ml以上の濃度に溶解したものを、通常
0.01〜100U/ml濃度になるように添加するのが有利である。一方、生分解性
凝集剤の添加量は、クロロフェノール類の濃度と関連し、予め予備試験を行い決めるの
がよいが、通常0.1〜100mg/リットルの範囲で選ばれる。なお、前記フェノー
ル酸化酵素は担体に固定化して用いてもよい。処理温度は、通常10〜50℃、好まし
くは20〜40℃の範囲で選ばれる。また、pHは、通常4〜8の
範囲で、使用する酵素の種類に応じて適宜選ばれる。例えば、ペルオキシダーゼではpH5.5付近、ラッカーゼではpH4付近、チロシナーゼではpH7付近が最適である。
本発明におい
ては、フェノール酸化酵素で酸化しにくいクロロフェノール類の場合には、反応を促進
するために、所望により、助剤を添加して、その酸化物とクロロフェノール類との重
合を行わせてもよい。例えばチロシナーゼ(マッシュルーム由来)及びペルオキシダーゼ(西洋わさび由来)の場合は、助剤としてフェノールなどを添加するのが有利である。
また、酵素と
してペルオキシダーゼを用いる場合には、過酸化水素の添加が必要であり、一方、ラッ
カーゼやチロシナーゼを用いる場合には、酸化反応に酸素を必要とす
るので、空気中でかき混ぜるか、あるいは酸素又は空気を通気するのがよい。また、これらの過酸化水素及び酸素は、反応系内において化学反応などにより生成させてもよい。
本発明におい
ては、前記生分解性凝集剤は、始めから被処理水に添加しておいてもよいし、フェノー
ル酸化酵素による酸化処理の途中又は後で添加してもよいが、この添加時期は、使用す
る酵素の種類に応じて適宜選ぶのがよい。例えばラッカーゼやチロシナーゼの場合には
、失活が遅いので、凝集剤の添加は酸化の途中又は後で
もよいが、ペルオキシダーゼの場合は、フェノール類の酸化物とただちに結合して失活するので、それを防止するため、始めから凝集剤を被処理水に添加するのが有利である。
このような処理により、被処理水中のクロロフェノール類が凝集するので、この凝集物を、ろ過、遠心分離、沈殿分離、浮上分離などの公知の手段により分離する。
本発明方法に
おいては、このようにして得られた凝集物に嫌気性微生物処理を施して分解し、無害化
する。この嫌気性微生物処理とは、酸素のない嫌気性状態で活動する微生物を用いて、
有機物をメタンガスと二酸化炭
素とに分解する方法のことである。この嫌気性微生物処理の条件としては、温度30〜40℃、pH6〜8、汚泥濃度3,000〜30,000mg/リットルが最適である。
【発明の効果】
本発明方法によれば、クロロフェノール類含有水に、フ
ェノール酸化酵素と所定の生分解性凝集剤の併用による処理及び嫌気性微生物処理を組み合わせて施すことにより、該クロロフェノール類を効率よく無害化することができる。
したがって、
本発明のクロロフェノール類含有水の処理方法は、実用的価値の高い方法であり、例えば上水処理、工業用水処理、排水処理、廃棄物浸出水処理などに利用することができる。
【実施例】次に、本発明を実施例によりさらに詳細に説明するが、本発明は、これらの例によってなんら限定されるものではない。
実施例1(1)
キトサン馴化汚泥の調製嫌気汚泥(グルコースで培養している下水消化汚泥)30ml
をキトサン30mgを含有するキトサン塩酸溶液に加え、pH7及び温度35℃の条件
で嫌気性処理を行ったところ、約50日で馴化され(
約50%のメタンを生成、mlvs10.6g/リットル)、2回目(mlvs9.2g/リットル)、3回目(mlvs1.4g/リットル)では初期から分解が起こった。
(2)2,4
,5‐トリクロロフェノールの処理2,4,5‐トリクロロフェノール0.2mM、過
酸化水素0.3mM、ペルオキシダーゼ(和光純薬社製、西洋わさび由来)0.4U/
ml、リン酸緩衝液10mM(pH5.5)及びキトサン塩酸溶液(キトサン濃度10
mg/リットル)を含有する水溶液を室温でかき混ぜた。30分後のク
ロロフェノール除去率は100%であり、凝集沈殿が生じたので、この凝集沈殿物を分離した。この沈殿物は吸着性有機ハロゲン化合物(AOX)90重量%を含有してした。
次に、この凝
集沈殿物に、上記(1)で得られたキトサン馴化嫌気汚泥を3,000mg/リットル
濃度となるように添加し、35℃で嫌気性微生物処理を行っ
たところ、ただちに凝集沈殿物の分解によるメタンの生成がみられ、また、クロロフェノールの分解に伴う塩素イオンの遊離が3日後から観察され、この凝集物は分解された。
比較例1実施
例1と同様にして、2,4,5‐トリクロロフェノールをペルオキシダーゼと合成高分
子凝集剤ヘキサメチレンジアミン‐エピクロルヒドリン重縮
合物(10mg/リットル濃度)で処理し、凝集沈殿物を得た。この凝集沈殿物に実施例1と同様にして嫌気汚泥を添加し、嫌気性微生物処理を行ったが、分解されなかった。
比較例2実施
例1と同様にして、2,4,5‐トリクロロフェノールをペルオキシダーゼと硫酸アル
ミニウム
(200mg/リットル濃度)で処理して、凝集沈殿物を得た。この凝集沈殿物に実施例1と同様にして嫌気汚泥を添加し、嫌気性微生物処理を行ったが、分解されなかった。
比較例3o‐
,m‐,p‐クロロフェノール、2,3‐,2,4‐,2,5‐,2,6‐ジクロロフ
ェノール、2,4,5‐、2,4,6‐トリクロロフェノール、2,3,4,6‐、2
,3,5,6‐テトラクロロフェノールそれぞれ0.2mMを含有する水溶液に、キト
サン塩酸溶液のみをキトサン濃度が10、20、4
0、80、200及び400mg/リットルになるように添加したが、いずれも全く凝集沈殿が生じなかった。すなわち、クロロフェノール類自体は凝集剤では凝集できない。
実施例22,
6‐ジクロロフェノール0.5mM、過酸化水素0.6mM、ペルオキシダーゼ0.2
U/ml、リン酸緩衝液5mM(pH5.5)及びキトサ
ン塩酸溶液20mg/リットル(キトサンとして)を含有する水溶液を室温でかき混ぜたところ、30分後のクロロフェノール除去率は99%であり、また凝集沈殿が生じた。
生分解性凝集
剤(キトサン塩酸溶液)を添加しない場合には、1時間後のクロロフェノール
除去率は29.6%であり、その後、時間が経過しても同じ除去率のままであった。すなわち、生分解性凝集剤を添加しないと急速に酵素が失活してしまうことを示している。
次に、凝集沈
殿物を分離したのち、この凝集沈殿物に、実施例1(1)で得られたキトサン馴化嫌気
汚泥を6,000mg/リットル濃度となるように添加し、35℃で嫌気性微生物処理
を行っ
たところ、ただちに凝集沈殿物の分解によるメタンの生成がみられ、また、クロロフェノールの分解に伴う塩素イオンの遊離が3日後から観察され、この凝集物は分解された。
実施例32,
4,5‐トリクロロフェノール0.2mM、過酸化水素0.3mM、ペルオキシダーゼ
0.4U/ml、リン酸緩衝液10mM(pH5.5)及びキチン部分脱アセチル化物
溶液(該脱アセチル化物
濃度10mg/リットル)を含有する水溶液を室温でかき混ぜた。30分後のクロロフェノール除去率は100%であり、凝集沈殿が生じたので、この凝集沈殿物を分離した。
次に、この凝
集沈殿物に、実施例1(1)で得られたキトサン馴化嫌気汚泥を3,000mg/リッ
トル濃度となるように添加し、35℃で嫌気性微生物処理を行っ
たところ、ただちに凝集沈殿物の分解によるメタンの生成がみられ、また、クロロフェノールの分解に伴う塩素イオンの遊離が3日後から観察され、この凝集物は分解された。
実施例42,
4,5‐トリクロロフェノール0.2mM、過酸化水素0.3mM、ペルオキシダーゼ
0.4U/mlリン酸緩衝液10mM(pH5.5)及びアルブミンカチオン変性物溶
液(該カチオン変性
物濃度10mg/リットル)を含有する水溶液を室温でかき混ぜた。30分後のクロロフェノール除去率は100%であり凝集沈殿が生じたので、この凝集沈殿物を分離した。
次に、この凝
集沈殿物に、実施例1(1)で得られたキトサン馴化嫌気汚泥を3,000mg/リッ
トル濃度となるように添加し、35℃で嫌気性微生物処理を行っ
たところ、ただちに凝集沈殿物の分解によるメタンの生成がみられ、また、クロロフェノールの分解に伴う塩素イオンの遊離が7日後から観察され、この凝集物は分解された。
実施例5p‐
クロロフェノール及び2,4‐ジクロロフェノールそれぞれ0.2mM、2,4,5‐
及び2,4,6‐トリクロロフェノールそれぞれ0.1mM、2,3,4,6‐テトラ
クロロフェノール0.02mM、ペンタクロロフェノール0.01mM、過酸化水素1
mM、ペルオキシダーゼ0.2U/ml、リン酸緩衝液10mM(pH5.5)及びキ
トサン塩酸溶液20mg/リットル(キトサンとして)を含有する水溶液[全有機性炭
素(TOC)43ppm、吸着性有機ハロゲン化合物(AOX)45p
pm]を室温でかき混ぜたところ、30分後のクロロフェノールの除去率は100%であり、また凝集沈殿が生じた。処理水のTOCは6ppm、AOXは4ppmであった。
次に、凝集沈
殿物を分離したのち、この凝集沈殿物に、実施例1(1)で得られたキトサン馴化嫌気
汚泥を6,000mg/リットル濃度となるように添加し、35℃で嫌気性微生物処理
を行った
ところ、ただちに凝集沈殿物の分解によるメタンの生成がみられ、また、クロロフェノールの分解に伴う塩素イオンの遊離が14日後から観察され、この凝集物は分解された。
実施例62,6‐ジクロロフェノール0.2mM、ラッカーゼ[カワラタケ(Coriolus
versicolor)由来]5U/ml及びリン酸緩衝液5mM(pH4)を含有す
る水溶液を、空気中にて室温でかき混ぜたところ、10時間後のクロロフェノール類の
除去率は100%であったが、ほとんど沈殿は生
じなかった。この溶液にキトサン塩酸溶液をキトサン濃度が10mg/リットルになるように添加し、かき混ぜたところ、凝集沈殿が生じたので、この凝集沈殿物を分離した。
次に、この凝
集沈殿物に、実施例1(1)で得られたキトサン馴化嫌気汚泥を3,000mg/リッ
トル濃度となるように添加し、35℃で嫌気性微生物処理を行っ
たところ、ただちに凝集沈殿物の分解によるメタンの生成がみられ、また、クロロフェノールの分解に伴う塩素イオンの遊離が3日後から観察され、この凝集物は分解された。
実施例7p‐
クロロフェノール及び2,4‐ジクロロフェノールそれぞれ0.2mM、2,4,5‐
及び2,4,6‐トリクロロフェノールそれぞれ0.1mM、2,3,4,6‐テトラ
クロロフェノール0.02mM、ペンタクロロフェノール0.01mM、ラッカーゼ5
U/ml及びリン酸緩衝液5mM(pH4)を含有する水溶液を、空気中にて室温でか
き混ぜたところ、10時間後のクロロフェノール類の除去率は90%であったが、ほと
んど沈殿は生
じなかった。この溶液にキトサン塩酸溶液をキトサン濃度が10mg/リットルになるように添加し、かき混ぜたところ、凝集沈殿が生じたので、この凝集沈殿物を分離した。
次に、この凝
集沈殿物に、実施例1(1)で得られたキトサン馴化嫌気汚泥を6,000mg/リッ
トル濃度となるように添加し、35℃で嫌気性微生物処理を行った
ところ、ただちに凝集沈殿物の分解によるメタンの生成がみられ、また、クロロフェノールの分解に伴う塩素イオンの遊離が14日後から観察され、この凝集物は分解された。
実施例8p‐
クロロフェノール0.5mM、チロシナーゼ(SIGMA社製、マッシュルーム由来)
100U/ml及びリン酸緩衝液5mM(pH7.0)を含有する水溶液を、空気中に
て室温でかき混ぜたところ、5時間後のクロロフェノール類の除去率は100%であっ
たが、ほとんど沈殿は生
じなかった。この溶液にキトサン塩酸溶液をキトサン濃度が20mg/リットルになるように添加し、かき混ぜたところ、凝集沈殿が生じたので、この凝集沈殿物を分離した。
次に、この凝
集沈殿物に、実施例1(1)で得られたキトサン馴化嫌気汚泥を3,000mg/リッ
トル濃度となるように添加し、35℃で嫌気性微生物処理を行っ
たところ、ただちに凝集沈殿物の分解によるメタンの生成がみられ、また、クロロフェノールの分解に伴う塩素イオンの遊離が7日後から観察され、この凝集物は分解された。
実施例9m‐
クロロフェノール0.2mM、チロシナーゼ100U/ml、フェノール1.5mM及
びリン酸緩衝液5mM(pH7.0)を含有する水溶液を、空気中にて室温でかき混ぜ
たところ、1時間後のクロロフェノールの除去率は100%であったが、ほとんど沈殿
は生
じなかった。この溶液にキトサン塩酸溶液をキトサン濃度が20mg/リットルになるように添加し、かき混ぜたところ、凝集沈殿が生じたので、この凝集沈殿物を分離した。
このように、
単独では酸化し
にくいクロロフェノール類についても、フェノールを助剤として添加することにより、フェノール酸化物と重合させ、それを生分解性凝集剤によって凝集させることができる。
次に、この凝
集沈殿物に、実施例1(1)で得られたキトサン馴化嫌気汚泥を3,000mg/リッ
トル濃度となるように添加し、35℃で嫌気性微生物処理を行っ
たところ、ただちに凝集沈殿物の分解によるメタンの生成がみられ、また、クロロフェノールの分解に伴う塩素イオンの遊離が3日後から観察され、この凝集物は分解された。
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